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なみえ焼きそば

浪江町 旭屋

なみえ焼きそば

浪江町 旭屋

福島県浪江町で昔から愛されている焼そばです。通常の焼そば麺の3倍の太さのもっちり極太麺に仕上げています。うまみたっぷり濃厚ソースが決め手!麺と同量のたっぷりもやしと厚めの豚バラ肉で炒めるのが浪江流。一味唐辛子をかけて食べれば、たちまち通の仲間入り! 秘伝の専用ラード入りソースがセットです。

内容量:麺170g,ソース36g,純正ラード4g
販売価格(税込):378円
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旭屋さんのご紹介

なみえ焼そばに不可欠な「太っちょ」麺

ラードで炒めた豚バラとたっぷりのもやし、焼うどんのような極太麺を濃厚ソースに絡めて味わうなみえ焼そば。元々、労働者のお腹を満たすため、簡単につくれるものとして生まれたなみえ焼そばに欠かせないのが旭屋の麺です。
「うちは浪江町で唯一の製麺工場。地元のスーパーには当たり前のようにうちの麺が並んでいて、30年も前から『太っちょ』の愛称で親しまれてきました」と代表の鈴木昭孝さん。

旭屋の鈴木昭孝さん。

もっちり極太麺のなみえ焼そば。濃厚でスパイシーなオリジナルソースがさらに食欲をそそります!

なみえ焼そばに支えられ工場を再開

まさに浪江町の食卓を身近に支え続けてきた旭屋ですが、一時は廃業の危機を迎えたことがあったといいます。
「実はうちの会社の一番の主力事業は、相双地区を中心とした学校給食のソフト麺なんです。ただ、震災の影響で工場は移転せざるを得なくなり、提供先の浪江の人たちも避難生活のためバラバラになってしまいました。正直、当時は工場を再開してもソフト麺の受注が見込めるかは不透明な状況…。そんな時に浪江の人たちがふるさとを思い出す象徴がなみえ焼そばでした」。旭屋でしか作ることのできないなみえ焼そばがあったからこそ、工場の再開ができたと鈴木さんは話します。

初めて食べる時のお試しにぴったり

2013年にはB1グランプリで優勝したこともあり、全国的に知られるようになったなみえ焼そば。福の小みやげでは個別売りという初めての試みを行っています。
「通常は3パック入りで販売することが多いので、最初は手に取ってもらえるか不安でしが、なみえ焼そばに興味を持った方が初めて食べる際のお試しとして選んでもらえる機会が増えました」と鈴木さん。他にもその手軽さからノベルティとして選ばれるなど、従来とは違った形での広がり方を見せつつあります。

福の小みやげ「なみえ焼きそば」。一食入りなので手に取りやすい。

なみえ焼そばの美味しさの秘密とは!?

シンプルでありながら他の焼そばとは全く異なる個性を持つなみえ焼そば。その違いはどこから生まれるのでしょう?
「南相馬産のゆきちからをメインに2種類の小麦をブレンドして作っています。さらに強いコシを生み出すため、真空ミキサーの機械を導入しました。また、ソースもこだわりのオリジナルで、スープ屋さんに香辛料がたっぷり入った特製ソースをお願いしています」。
最後に鈴木さんになみえ焼そばのおすすめの食べ方聞いてみるとこんな答えが返ってきました。
「ぜひビールのおつまみとして楽しんでみてください。まずはモヤシと豚バラを酒の肴に、残した麺を後から食べるのが地元流の食べ方です」。
確かにモヤシと豚バラはそれだけおかずになる組合せ。思わず真似したくなる食べ方に、労働者のために生まれたなみえ焼そばのルーツを垣間見たような気がします。

福の小みやげはもちろん、ぜひ浪江町で本場のなみえ焼そばをお召し上がりください!

合資会社 旭屋

生きた麺だからこそ「おいしい」と言っていただけるもの提供してゆけるように、そして「安全で造り手の見えるものであるべき」をモットーに日々努力しております。現在、郡山市で事務所及び工場を再開、平成26年には相馬市に最新の設備を備えた新工場を稼働させ、現在も積極的に事業を進めています。

[本社]〒979-1521 福島県双葉郡浪江町大字権現堂字上柳町11
[郡山営業所]福島県郡山市富久山町久保田恩田80-1
[相馬工場]〒976-0036 福島県相馬市馬場野雨田166番地
https://asahiyamen.com/

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